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2019-11-11

うしのしっぽで

朝からよく晴れ渡った11月9日。津和野町左鐙にある「山のこども園うしのしっぽ」の収穫祭にアトリエも参加させていただきました。

うしのしっぽの子どもたちは毎日を山で過ごしています。牧場の周りの広いフィールド全体が子どもたちの遊び場です。ここには、山だからこその心地よさ、やさしさ、美味しさ、怖さ、不思議さ、凄さ、美しさを全開の感覚で受けて、瞬間をめいっぱい生きている子どもたちがいます。子どもたちの本来持っている力を信じて見守るスタッフがいます。山に抱かれるようにして一人ひとりが自分のいのちを刻んでいる、心地よい気の流れる場所です。

 

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みんなが集う場所に光が降り注ぐ。

 

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牧場の牛が出迎えてくれます。

 

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ふれるとやさしくてあったかい。

 

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山だから地面もまっすぐではありません。どんぐりに絵の具をつけて置いてみたら転がってできる線のおもしろさ。

 

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ダイナミックに筆を動かしてみる。

 

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ぼくの手。あらためて自分の手と出会っているような時間。

 

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小さな足をぐっと踏ん張って懸命に筆を動かしていきます。

 

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筆をぐるっとしてみたり、縦に動かしてみたり。自分の跡ができていく不思議。

 

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絵を描いてたら色を混ぜたくなってきた。

 

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ぼくも、わたしも、やってみる。

 

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お日様の熱と2人の手のぬくもりで粘土もちょうどいいやわらかさ。

 

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その手と眼差しに女の子の強い気持ちが感じられました。
 

うしのしっぽでは、子どもたちの一人ひとりのリズム、そして本来持っている好奇心や感性を何よりも大切にされています。今日どこでどうしたいのか。今この瞬間何にこころが動いているのか。大人のではない、子ども一人ひとりの軸があります。自分の軸で動いているということは、誰でもない自分を生きているということ。生きていく上で一番大切なことを毎回教わっている気がします。うしっぽファミリーのみなさん、ありがとうございました!

 

 

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