11 9月 「そのまま。」-1
夏がすとんと終わって、乾いた風が心地よい季節となりました。それぞれの場所で健やかでお過ごしでしょうか。各地で大雨の被害を知るたびに、無力さを痛感させられます。朝に目覚め、夜は自分や家族のにおいの布団で眠る日常が、どんなにありがたいことかも同時に思い知らされます。厳しさの中にいる方々が、少しでも健やかさを取り戻していけますよう祈ります。
梅雨の終わり、大雨の中の搬入からはじまった、今井美術館「Atelier Sunoiroーそのまま。」この夏、1ヶ月の会期を無事に終えることができました。たくさんの方にお越しいただき、遠くから、近くから、お気持ちを寄せていただきました。こころより感謝申しげます。1ヶ月の間、カメラには収められなかったけれど、忘れたくない、忘れないだろう輝く光景がいくつもありました。展覧会は作品だけではなく、来てくださった方たちの気配がつくるものだと感じています。今回の展示の背景にあったテーマは、「つなぎ直す」でした。作品と人。場所と人。人と人。見えない糸で編まれた関係性を、星座をつなぐように思い描く。そんなイメージがありました。
写真は、最終日7月26日にカメラマンの八谷さんに撮っていただいたもの。たくさんの素敵な写真から、1ヶ月間の気配をまとった、会場の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
Atelier Sunoiroまるごと美術館へお引越し
朗らかなきみえさんの作品
出会うこと
あー!と笑いをさそったりんたさんの「お風呂が沸きました」シリーズ
SMAPへの憧れがつまった、かずまささんのギター
SUKIMONOさんにお借りしたソファからくつろいで眺める
ひとつひとつの色は強く鮮やかだけれど、やわらかい雰囲気
この展示のために勝地半紙さんに制作いただいた、5o個の和紙の帽子
ダウン症の人たちが中心のSunoiroクラス、コドモクラス、アトリエ全メンバーの和紙帽子作品を展示
和紙の質感と筆致があいまってとてもかっこよい
和紙は光によって、いろんな表情をみせてくれる
普段の制作の様子を。音楽は前回につづき、菅間一徳さんの「waterside」を使わせていただきました。
これがあれば安心のいつもの乾燥棚
普段のクラスもワークショップも展示室内で行いました
10年お世話になっている、SUKIMONOさんのエプロン。たのもしいワークウェアです。
みんなを受け止めてきたアトリエ椅子もたのもしい
コドモクラスの作品返却時のラックもたのもしい。
さちこさんの刺繍バッグ。SHOPでもたくさんの方にお求めいただきました。
来られた方のメッセージスペース。声を残してくださりありがとうございました
出会いの後に
かっこいい声のかたち
前回の展示では赤ちゃんで抱っこされて絵を見てた男の子、絵とも再会
会期中2回キャンバスワークショップを行いました。
偶然隣り合った人たちと描く楽しさ
参加者のみなさんの作品も展示をにぎやかにしてくれました。
2回目の作品展、ありがとうございました
今回の展示のヒントをくれたかずまささんの帽子。帽子の話はまたつづきを。