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2020-02-07

楽しくなくっちゃ

昨日はこの冬はじめての雪景色、アトリエ横のお庭にも満開の白梅に降る雪がきれいでした。新しい年を迎えてからも、アトリエに通うみんなは変わらず元気です。アトリエカメラの中にはたくさんの「楽しい」がつまっていました。

 

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絵も好き。絵の具をとばすのも楽しい。

 

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粘土も好き。自然の素材と組み合わせて。

 

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「今日は森をつくりたいの!」庭から草や実や枝や石を拾ってきて森のミニチュアを作っていきます。

 

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制作途中に読んだ絵本から、ナマケモノのいる森に。

 

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ぼくの街。ビル・エレベーター・立体駐車場・線路・休憩するところ

 

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ひなちゃんが最近夢中になっているアートカード。自分のテーマを決め作品を選んで鑑賞していきます。

 

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かずくんのギターはコドモクラスでも大人気。

 

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絵の具と筆に慣れてたくさん遊べるようになってきたね。

 

 

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大事なものをいれるから、よーく注意して運べるように。

 

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どんな電車があったらいいかを考える。

 

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小さい子どもも楽しめるように、ドアの下半分はガラス張りに。蓄電池と水素で走る特急電車だそう。

 

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いつもこころに電車が。

 

興味のある素材やテーマ、その子のもつ体力や集中力、もちろんその日の気分も一人ひとりそれぞれです。一人ひとりまったく違う感性、それでも、みんなの根底に共通してる気持ちは「楽しい」です。楽しいから描く。楽しいからつくる。楽しいから伝える。大人が忘れがちな、ごくシンプルで原始的な衝動だと思います。コドモクラスをやっていると、毎回必ず1回は聞くセリフがあります。「いいことおもいつーいた!」です。この言葉が聞けたら、自分にしか分からない、きれいさやおもしろさに出会えたんだな、と嬉しくなります。アトリエカメラにたまったみんなの写真が、楽しくなくっちゃはじまらないよ?と問いかけているようです。それはまた、こどもたちが真摯に自分だけの楽しさと向き合える時間を大切にできているかな?との問いかけでもあります。

つい最近、98歳の現役アーティスト、柚木沙弥郎さんのお話会に参加した方からお話を伺いました。どうしてそんなに精力的に制作に向かえるのですか?との会場からの問いに、「だって楽しいからだよ!」と椅子から立ち上がって答えられたそうです。その無邪気な様子の向こう側に、「いいことおもいつーいた」と制作しながら笑う柚木さんを見た気がしました。

絵を描き続けること、ものをつくり続けること、表現をし続けることの原点をあらためて教わるこの頃です。

 

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