2020-02-07
楽しくね
アトリエには座右の銘にしている言葉があります。「楽しくね」、ダウン症のハルコさんがかつてよく書いていた言葉です。調和・平和の性質で生きている彼らの言葉は本質をついていて、いつでも思い出して、世界は心地よいことを思い出させてくれます。難しく考えて苦しくなりそうな時は、「楽しくね」とおまじないのように唱えると効果抜群です。楽しいは感じること。迷った時は感覚で気持ちいい方を選んでいたら、間違いはなさそうです。そんなふっと力が抜けるような、やさしくなれるような、ダウン症の人たちの感覚を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
おだやかな笑顔のサチコさん。
制作に入ると静かに勢いづく。「いいねー」と自分で確かめるようにつぶやきながら筆はすすみます。
今日もカズくんのリズム。和紙のやわらかさとかずくんの穏やかさが響き合う。
どうしてこんなにきれいな色が出せるのだろう
冬のレモンを手のひらの中で確かめる。
堂々としたレモンのスケッチ
リンタくんの最近のテーマは車。
もちろんお仕事をしている。「もしもし」「はーい、かしこまりました」
カズくんのギターで熱唱
制作のあとのリラックスタイム。
愛くるしいヤエちゃん。
おやつを食べてもなにをしてても楽しい
見慣れたストローがオブジェに変わっていく。
今日も、楽しくね。
関連記事